スペインワインの中でも、月の出てない夜のように濃く暗い色合い のワインを産出する地域として名高いフミージャ。
そのフミージャでもトップクラスのワイナリーが、ボデガス・ルソン社です。 家族経営の小さいワイナリーですが、スペイン国内外を問わず、コンクールでは必ず賞を受賞します。
フミージャ独特の品種、『モナストレル』の良さを引き出し、他品種とブレンドし、 濃厚で力強いワインを生み出すワイナリーです。
この生産量の低下は降雨量の低下に起因するもので、スペイン全土、及び、ヨーロッパ中でも同様です。 つまり、世界中で気候に変化が起きているということです。
また、ブドウは大変健康な状態でボデガに入ってきており、収穫時に雨が降らなかったことで、 ブドウの病害が予防できているということです。
これがこの地域のワインの特徴のひとつで、大変熟した、他の地域と比べ酸の少ないワインとなり、 後味の長い、まろやかな味わいをもたらすのです。
また、酸が少ないため、一度ボトリングしたワインは、他の地域のワインに比べてあまり長く持ちません。 なぜなら、酸がワインの保存を助けているからです。 もちろん、私どもはワインを飲み頃の時期に販売しておりますので、 Finca Luzonなどのホーベン(若飲み)であれば3〜4年、 Castillo de Luzon、Altos de Luzonなどのクリアンサのワインは8〜10年はお楽しみ頂けます。
この品種は100年以上前から栽培されており、あまり栄養のないこの土壌にとても適しています。 その次に栽培されている品種は、シラーです。 カベルネ・ソービニヨン、メルローもこの地域での栽培に適しており、 ここよりも雨が多いリオハ地方に適した品種であるテンプラニージョも、この地域での栽培が可能です。
また、その他の品種についても、いろいろ試してはおりますが、いずれも実験過程にあり、 まだ結果がでるには時期尚早です。
そのためには、一年中ブドウ畑をコントロールしなくてはなりません。 冬になり、ブドウの木が寒さのため成長が止まると、剪定の時期で、これには熟練の職人の目が必要です。 なぜなら、もしこの行程を間違えると、収穫できるブドウの量、質ともに、悪くなってしまうからです。 また、5月からはブドウの実がよく熟し、ブドウの糖度が増すように、摘葉作業が必要です。 6月になると、ひとつの木から収穫するブドウの量をコントロールし、ブドウの実の糖度、香り、 味を凝縮させるため、ブドウの房の除去作業が必要不可欠です。